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#映像と染め
井上康子 Inoue Yasukoかつて、映像と染め表現には、親近感があると語っていた。たしかに両者とも質量を伴う存在ではない。ゆらぎのある透明で不確かなメディアである。壁の白布に投影した画像を染料でなぞる行為によって作品はできた。二重に不確かな行為を重ねることで、確実なリアリティーを獲得していた。それは、マイナスかけるマイナスの数式がプラスに転じるような一瞬であった。「真なること」への欲求は、近年は地域に入り込んだ活動に移行してきている。人の生き方、地域文化、工芸、循環、をキーワードに、制作は次のステージに入った。- 2012年
- 本学大学院修了
- 2011年
- いとへん展 近畿経済産業局長賞(京都産業会館)
- 2012年
- アートアワードトーキョー丸の内2012(行幸地下ギャラリー/東京)審査員 後藤繁雄賞
- 2014年
- KUAD graduates Under 30 selected 審査員 清水穣賞
- 2014年〜
- 京都銭湯芸術祭(京都市内の銭湯)
2014年立上げ以降2015年、2017年開催 実行委員兼アーティストとして活動
- 2015年〜
- 福島県西会津国際芸術村 レジデンス(福島県西会津町)
- 2016年
- PAT in KYOTO 京都版画トリエンナーレ(旧京都市美術館)
- 2020年
- 写真と染めのまじわるところ(染・清流館/京都)
- 2021年
- Kyoto Art For Tomorrow 2021 -京都府新鋭選抜展- (京都文化博物館)日本経済新聞社京都支社賞
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耕境 2019
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模型 (光源、塑性) 2016
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passerby 2012