-
#刺繍と真鍮
川野美帆 Kawano miho 「ドーニャ」ボビンレースや京刺繍を学び、一貫して染めと刺繍のミクストメディアで作品発表を続けてきた。一方で「模様の発生」にも関心があり、卒論ではウイリアム・モリスについて触れた。この頃から抱いていた日常への関心は、2児の子育てを経ることでより明確になり、2019年、日常と身体に寄り添う装身具ブランド(ドーニャ)を発足。ジェンダーと手芸の関わりをリサーチしつつ、家庭と仕事と制作というマルチタスクを実行中。ここにはアート(表現)と日常を彩るモノとの境界線は、もはや無い。- 2004年
- 本学学部卒業
- 2006年
- 京都市立芸術大学大学院修了
- 2004年-
- 染め、刺繍の作品を発表。展覧会多数。
- 2007年-
- ハンカチブランド「ラプアプア」として活動。作り手のナラティビティを機械工業生産上に展開する実践。
- 2019年-
- ブランド「ドーニャ」を開始する.
インド、ミャンマー、チェコ、ケニアなど17~19世紀頃に生産されたビーズを中心に草木染め、刺繍、真鍮による装身具を制作。
dona<ドーニャ>とは「年齢を重ねた女性」というメキシコの言葉。