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四十八茶百鼠/テープの曲線 2023年
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flower bed 2023年
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フィトテラピー 2023年
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熱帯 2022年
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GARDEN 2022年
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Humidity in Asia 2021年
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Extreme flowers 2020年
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フィトテラピーI,II,III fitterapi 2019年
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カレイドスコピック 2017年
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ときわ−Asian Botanical Garden-no.1.2 2015年
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幟(のぼり)大原美術館中庭 2015年
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ときわ 2013年
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soft piece 2011年
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shanglira 2009年
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Matsu・Ume・Kiku・Nami 2008年
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HEAVEN 2007年
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DREAMS 2004年
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flowers 2003年 軸
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Colors 2003年
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Plantation(軸三幅対) 2002年
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格子模様の布 2001年
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縄文縦縞布 1997年
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月 1996年
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長月の光 1995年
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長月の光 1995年 屏風
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満天・緑の舌 1994年
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食卓、南の風 1994年
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空間に在るもの 1993年
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水のトンネル 1992年
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布を染めること」は、結果であっても構わないが、前提にはしない制作をしようと思っていた。この頃、たくさんの作品を、紙や顔料や版というメディアで制作していた。そし て、そろそろ自身の出自である「染め」に戻ってみようかと思い始めた頃、戻る理由を探した。そうだ、模様の世界だ。「模様」は染色の得意技。テーマは「目に見えないほどの 小さい形」。空間や空気は目には見えないが、特殊な機器で観察するとチリや埃や雑菌の世界だ。ヨーゼフ・ボイスが「宇宙から降りかかるサブスタンス」という言い方をしたことも心に残った。空間に漂う、目に見えない存在を模様と捉え、空間を埋め尽くしてみようと思った。繰り返すパターンをスクリーンプリントで染めることにした。目に見えない ものを見えるようにする、これは絵を描く大きな動機である。結果として絵画的な要素と染めのマチエールが混在した表現となった。
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H225×W150 cm×2枚(布)
綿布、和紙、染料、顔料、金箔/スクリーンプリント、モノタイプ、コラージュ、フロッタージュ、ドローイング、箔押しなどの混合技法 (染・清流館蔵)
染・清流館蔵